屋号の由来

  1. NVC「わかりあえない」を超える
    • マーシャル・ローゼンバーグ博士の著書『「わかりあえない」を越える』の英語名は「SPEAK PEACE」です。この本を読んでいると、聖書やバガバットギーターの聖典のようなエネルギーを行間から感じ、NVCがこんなにもスピリチュアルな世界観を持っているのだと驚きました。NVCは宗教ではないものの、シンプルな4つのステップを踏むことで、世界の宗教が謳っている慈愛と人間性に自然と到達するようなメソッドであると気付き、また「平和構築と自己発見」「社会変革と癒しは両輪である」と学び、当時の私にとっては大変心に響いたメッセージでした。
  2. 魂の光(ラージャ・ヨガ)のアヒムサー
    • ヨガの戒律である八支則第一段階にアヒムサー(非暴力)があります。行動だけではなく、言葉、思考のあらゆるレベルで暴力を振るまってはならない、元来は痛みを引き起こさない、他人も自分も大切にする教えでした。Speak Peaceは、他人に対する発言の前に、自分がいかに無意識に暴力的な言葉で自己批判をしていないかを観察するように、リマインドしてくれる指針です。
  3. アニシナべ族に伝わる「聖なる7つの教え」
    • アメリカのネイティブ・インディアンであるデニス・バンクス氏が日本人に共有してくださった「聖なる7つの教え」は、愛、尊敬、誠実、謙虚、勇気、真実、智慧からなり、平和は争いがない状態ではなく、調和のとれている状態であると伝えています。アニシナべ族は、敵に対しても尊敬・慈愛の眼差しを向けることを大切にしています。アメリカ・ノースダコタ州の石油パイプライン工事建設から、7世代先の子孫のために地元の川と聖地を守り抜いた際も、「政府の警察官に対して、怒りを持っている人々は前線に立たないこと。敵対する相手のためにも祈れる人だけが前線に並んで良い」と非暴力を徹底して実践しました。この教えは、NVCやヨガと同様の「スピーク・ピース」精神です。

ロゴの由来

    • アニシナべ族に伝わる聖なる7つの教えの中で、亀は「変化することなく、変化に対応する。旅のプロセスと行き先のゴールを知り、道案内をする」真実のシンボルです。と教えています。
    • 聖なる7つの教えによると、亀の甲羅は13に大きく分かれ、1年間の13ヶ月を象徴し、地球が太陽の周りを一周する間に、月が13回地球の周りを回るサイクルを表しています。亀は旅と行き先の両方が大切であることを理解しているので、ゆっくり動きます。私たちにもスローダウンの大切さを教えてくれています。忙しい日々の中でスローダウンしニーズにつながる重要性、長い目で見るとその方が効果的だとNVC創始者マーシャル博士も繰り返しリマインドしています。
    • 私は亀が優雅に泳いでいる姿を海面から覗いているのがとても好きです。亀は私にとって、優雅さと地に足をつけるようにスローダウンをうながすシンボルです。

「一人一人の心に大いなる平和の法則が生きていて、考え、言葉、行動が、その平和の法則のうちにある時にのみ、母なる地球の民の中に平和が持続する」

出典元:アニシナベ族に伝わる聖なる7つの教え 7 Generations Walk 山田圓尚

2. 地球

私たちが地球や自然の一部であることを思い出し、自然の恵みに感謝の中で生きていけるように、地に足をつけて日々歩んで生きたいという願い、また地球平和は一人一人が使う言葉から始り、次世代の地球上に平和な社会が継続されるように、世代間連鎖のトラウマが癒される願いを込めています。